The Life blog: Film / Music / Arts / Photography / Architecture / design

投稿者: tsh (page 1 of 8)

I am not the photographer you would think.
Photographer ではありません。念のため。

なぜデザインなのか。

音声メディアのvoicyでデザイナーの阿部雅世さんのチャンネルをサブスクライブしています。「百科的デザイン教養講座」というチャンネルです。深夜に寝ながら聴く事が多く各エピソードの最後の方は正直あまり覚えてないのですが、阿部さんのベルリンのスタジオから不定期に届くvoicyの番組は示唆に富む内容で、コロナの前からお気に入りのチャンネルですが、阿部さんのフワッとした語り口を聞くのが格好の睡眠導入方になっています。

阿部雅世 | 百科的デザイン教養講座

その阿部さんとグラフィックデザイナーの原研哉さんの対談をまとめた平凡社の「なぜ デザインなのか。」を購入しました。初版が2007年なので随分まえの対談ですが、帯の感覚の「世界地図を広げよう。」と「日本は大丈夫か。感覚の平和は訪れるのか。」とか気になりますね。

しかし、相変わらずvoicyのUIが使いづらい。アプリの何度かのアップデートで登録しているチャンネルを見つけづらくなっていくのは困った。新しいチャンネルを気軽に見つけて欲しいという意図も見えるのですが、それはユーザーに任せて欲しい。UXが全く改善しないので、最近はすっかりSpotifyのポッドキャストばかり聞いています。

SXSW VR STUDIO

2022 SXSWのパネルピッカーの応募受付が6月29日から始まるらしく、久しぶりにSXSWからメールで案内が届いた。メールによると2021 SXSWのコンテンツもすでにYouTubeに公開されているようなので幾つかチェック。2021年のSXにはオンラインで参加したが、FILMフェスティバルのコンテンツは、ジオブロックの制限でほとんど観ることが出来ませんでした。

これまで現地テキサス州オースティンで開催されてきたこのコンベンションに参加するには、部門毎に10万円ほど、旅費と宿泊費を加えると40万程度は費用が必要。これでは容易に参加など出来ないのだが、2020年のSXSWは開催直前にオースティン市からの要請でコロナ感染防止のため急遽、オンランに移行した。今年は、ほぼ1年の準備期間を使ってフルオンラインで開催。2020年の12月(?)頃に販売が開始されたアーリーバードのオンラインチケットの宣伝文句には「全てのFILMやセッションをオンラインで参加出来ます。」と案内されていた。FILMのジオブロックについて説明はなかったが、破格な値段に期待しつつ購入しました。しかし、開催してみるとFILM業界のお約束通り、コンテンツにはジオブロックが掛かり、アメリカ国内からのみアクセス可能でオンライン上でのスクリーンキャプチャーさえ不可能という徹底(普通かな)ぶりだったのです。

そいう状況でもパネルピッカーで選ばれたセッションは見る事ができたし、ほとんどのパネルディスカッションも一応オンラインで時間をずらして見ることも可能だった。ただ、あまりにもセッションが多く会期中には全てをみることは不可能でした。

FILMで公開された作品のくわしい解説はPRONEWSにも出ているので詳しい説明は省きますが、オンラインのFILM上映はやはりジオブロックがつきもので配給も収益と権利保護の為にジオブロックが最低限の条件としてリクエストしています。それでも短編作品のいくつかと長編が日本からアクセスできました。

今年も出会えたSXSWらしさの映画たち

PRONEWS

VRスタジオでのパネルディスカッション

XR at a Crossroads: Maintaining Empathy | SXSW 2021

 今年のSXSWでのオンラインセッションの中で特に印象に残るセッションはVR・ARについてのセッションでした。この《XR at a Crossroads: Maintaining Empathy》はSXSW のVURTUAL STUDIOというセットアップで収録されています。XRとはVR/MR/ARなどの総称ということらしい。つまり、xRealityのことですね。

《XR at a Crossroads: Maintaining Empathy》パネルピッカー2021の提案内容もなかなか面白い。

セッション中はVR空間をカメラが動き、なかなか凝った演出。Zoomを使ったミーティング映像で見る個人宅のバラバラな空間を集めたアンバランスさがない安定した画面に出演者も落ち着いた様子です。

パネルは
Ryan Groves | Founder & CEO | Infinite Album
Lucas Rizzotto | Founder, Creator | Where Thoughts Go, Lucas Builds the Future
Christina Kinne-Menardi | CMO & Events Mgr | Tivoli Cloud VR
Dan Franke | Founder, Dir | Studio Syro

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Mac M1 チップ解説

インテルチップからアップル独自のCPU採用で新章が始まったアップルのM1チップを解説している動画が、株式会社テカナリエのYoutubeサイトで公開されています。

以前、RAMメモリーの生産にも関わった事がある方のようで、非常に興味深い考察が分かりやすい解説です。

MAS FUERTE / Dominican Sound

ドミニカ共和国とNY在住ドミニカン移民達のサウンドへのこだわりを追った、ドキュメンタリー。先日、始まったばかりのNY, ブルックリンのBFF上映作品のショートドキュメンタリー『MAS FUERTE』が公開されています。局地的なサブカルシーンがあるのが面白いですね。NYとドミニカのセルフメイドでカスタムなモバイル・サウンドシステム😉

監督はロンドン出身でLA在住。しかも出身のイギリスでは、ゴールドスミスとセントラルStセントマーチンズの両方を出たという強者です。

NY Theaters

https://burnsfilmcenter.org/rentals/

NY州のホワイトプレーンズにある、ジェイコブ・バーンズ・フィルムセンター。ホワイトプレーンズにこんな劇場があるのはうらやましいですね。

Metrograph

NYCローアーイーストサイド、メンズブランドのデザイナーでFilmmakerのAlexander  Olchプロデュースのアートハウス・シアター、メトログラフ。

7 Ludlow Street
New York NY 10002

 

Syndicated ブルックリン

40 Bogart Street
Brooklyn, NY 11206

Nitehawk  Cinema ブルックリン

boygenius

Pitchforkの数あるベスト2018特集のReaders’ Poll Results 2018で知ったBoybenius (Julien Baker, Phoebe Bridgers, Lucy Dacus) 。年始から気に入っているのですが、そのステージ衣装のセンスの良さに惹かれています。ビンテージ・アメリカンクラシックの意匠が個性的な魅力を発しています。

手掛けたのは、Rose Cut Clothing(Rusty Cuts Clothing)のJudith Rothman-Pierceさん。全米で人気のラッパー:ポスト・マローンもステージ衣装としているようです。

Rusty Cuts Creates Clothing That Seduces The Senses

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